3分で分かる、CFDの基礎知識
最近、FXの次の投資方法として話題の「CFD」
一体、CFDとかどういった取引方法なのでしょうか?
CFDとは?
CFDとは正確には「Contract For
Difference」の略であり、
差金決済取引を意味します。
株式、商品といった特定のものを売買するのではなく、
様々な金融商品の値段を差金決済する金融商品です。
FXも外国為替通貨を取引するCFDの一つとも言えます。
まだ日本では始まったところですが、金融先進国イギリスでは
約30%の取引がこのCFD取引というメジャーな金融商品です。
その為、今後日本でもFXのように一気に普及することが考えられます。
FX取引を行ったことには理解しやすい取引法だと思います。
利益を生み出すときには、高いときに売り、
安いときに買うことをして差益を得ることが出来ます!
金利の発生
売りから入ると金利がもらえる?
CFDに関する情報を調べているとオーバーナイト金利と言う名前で
売りに対する金利の支払いを得ることが出来ることが分かります。
CFDと言うのは空売り(売りから入る行為)が出来ます。
オーバーナイト金利の仕組みは先に売ることで、取引会社は
益を前もって手に入れていることに対する金利なのですが、
詳しいことは取引相手のCFD業者でしっかり確認することが重要です。
というのも業者によって金利の設定などに差があるためです。
またこのように、貸し借りの信用の仕組みからCFDは成り立っているため、
取引相手の業者選びも信頼できるところを選ぶ必要がありそうです。
日本ではまだ馴染みの薄い投資法ですので、
なおさらしっかと業者選別する必要がありそうですね!
資金が少なくても大きな取引ができる
FX取引と同じく大きな特徴がレバレッジと呼ばれるてこの原理です。
レバレッジ(leverage)は資金を担保(証拠金)にして、
その数倍~数百倍などの金額を取引する仕組みです。
レバレッジは手元の資金が少なくても大きな取引ができるので
魔法のようなものとよく言われたりしますね(諸刃の剣とも言う)。
魔法とまでは言いませんが、CFD取引の醍醐味であることは間違いないです。
レバレッジのお陰で、自分の持っている資金以上の取引ができます。
レバレッジを高くすると、ハイリターンを得る可能性があるわけですが、
その分ハイリスクにもなっていることに注意して、
自分でリスクコントロールをすることが大切です。
またCFD取引は、レバレッジを生かして短期で取引を行うことが特徴です。
長期投資には向かない金融商品と言うことも頭に入れておきたいですね。
1日中24時間取引可能
これもFXと同じく、人気の出そうな特徴です。
最近では現物の株式でもPTSで証券会社での独自市場取引で
夜間などの取引が出来たりしますが、
こちらは対面取引でいつでも可能となっています。
サラリーマンや、育児中の主婦など忙しい方にも
24時間開いていますので、時間に拘束されることがありません。
また注文もネット上で取引できるため、携帯を使った取引など
常に取引環境を得ることも出来ます。
このように、日ごろ忙しい方にも金融取引に参加できる、
またレバレッジも扱えて大きな取引ができることから
CFD取引もポストFX取引として注目を集めています。
選択の幅が大きく広がるCFD
海外の株式に投資するには今までなかなか簡単に出来ませんでした。
しかしCFDでは、海外の株式指数、コモディティ(商品)、為替、
日本の現物株、海外の現物株など多彩なラインナップが特徴です。
今後、ますます投資先の幅が広がっていくことでしょう。
選択の幅が広がることはいいことなのですが、
投資する側にとっては、理解しないままに手を出すことは避けたいですね。
また今後は業者間での手数料競争にも注目です!
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